夢売るふたり あらすじ ネタバレ

夢売るふたり のあらすじを ネタバレありで解説していきます。
ご注意ください。
「ゆれる」「ディア・ドクター」の西川美和監督がオリジナル脚本で描く長編第4作目となる今回は、
女というものについて考えさせられる作品だと思った。
女って難しい生き物って女の自分がいうのもなんなですが。男の人は女の怖さみたいなものをこの映画にみるのではないでしょうか。
夫婦で小料理屋を営んでいた貫也と妻の里子は、火事で店が全焼しすべてを失ってしまいます。
酒びたりの貫也を何とか支えようとアルバイトをして生計をたてる里子だったが、
ある日、貫也が店の常連だった玲子と再会する。
そして、酒の勢いで一夜を共にしてしまう。
それを知った里子は、貫也と結婚詐欺をすることをおもいつくのです。
貫也が浮気したことでなんだかぷっつんときれてしまったような・・・・浮気でお金まで手に入れて帰ってきたのですから、
そこで里子は間違った道に足を踏み入れてしまうのですね。
これはお金になるって知ってしまったから。
それから二人は、玲子がターゲットをさがし、貫也がだますという詐欺を繰り返していった。
そしてやっと店の開店という寸前までこぎつけた。

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しかし、詐欺をかさねるごとに夫婦の間は以前とは全く違ってきていた。
すれ違い・・・溝ができてしまっていた。
そんな時、最後の詐欺ターゲットとなったのは、シングルマザーの滝子。
滝子の息子は貫也になついていて、貫也は滝子との間に、里子とはなくしてしまった家族のぬくもりや語らい
安らぎなどをもとめるようになっていた。
詐欺する側が本当にはまってしまったんですね。
いそいそと自分の包丁までもって滝子の家に料理を作りに行ってしまうんだから、かなりの本気。
一体どうなってしまうのか？？

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